山形スポーツ接骨院スタッフblog

2017.11.04

☆子供のケガ ~Part4~ "自宅エクササイズ(下半身編)"☆

こんにちは!山形スポーツ接骨院です!!

シリーズでお伝えしている「子供のケガ」も4回目を迎えました。

前回お伝えした"運動制限"で、「患部外をしっかり動かす!」とありましたが、今回はもう少し具体的に、かつ患部のリハビリ要素を含んだ内容もお伝えしていきたいと思います。

早速、具体例を挙げていきます。

①足のケガ(足関節捻挫や足底筋膜炎、アキレス腱炎、シンスプリントなど)

足のケガが起こる原因として、足だけが悪いのではなく、その周りの動きや筋力などが影響していることがあります。

足を動かせない場合は、股関節周辺の柔軟性を高める為に、お尻周りのストレッチングをしっかり行いましょう。

股関節の柔軟性の低下によるケガは非常に多く見られます。ストレッチングだけではなかなか柔軟性が改善しない場合は、少し筋力強化に取り組んでみてください。

横向きやうつ伏せの状態で、お尻を意識しながら足を動かすだけでOK。患部に負担をかけずに行えます。

患部の状態が少し良くなってきたら、患部エクササイズも取り入れていきます。

つま先立ちや、足趾のグーパー、輪ゴムやゴムチューブを使用しての足首の曲げ伸ばし、片足立ちなど足をしっかり使える状態にしていきましょう。

これらは簡単に自宅でもできるメニューで、当院でも毎回指導させて頂いてます。

②膝のケガ(膝靭帯・半月板損傷、ジャンパー膝、ランナー膝、鵞足炎、オスグッド病など)

膝のケガも足のケガと同様に、股関節周辺はしっかり強化しておきましょう。プラスαとして、足首の柔軟性も高めましょう。

正座の状態から片方の膝を立てて身体を前に倒すことで、膝を立てた方の足首のストレッチングにもなります。

患部エクササイズとしては、膝にとって大事な筋力のひとつ、大腿四頭筋を強化しましょう。

足を伸ばした状態で、膝下にクッションや枕を置き、そのクッションや枕を押しつぶします。そうすることで、太ももに力が入るのが確認んできると思います。試しに症状の出ていない反対の足でやってみて下さい。力の入り方も違っているのがわかると思います。左右差が無いようにしっかり鍛えましょう。

③肉離れ(下腿や大腿四頭筋、ハムストリング)

肉離れも実は、「患部以外の問題により生じるケガ」という事を覚えておいて下さい。上記の股関節や足部の筋力強化や柔軟性の向上にプラスして、体幹強化もしっかり行いましょう。身体の軸がぶれることで、下肢に余計なストレスが加わってしまい肉離れを起こすケースも非常に多いです。

お腹を膨らませたり、へこませたりするいわゆるブレイシングやドローインエクササイズが一般的です。まずはここから始めてみて下さい。

患部エクササイズとしては、痛みの無い範囲で、つま先だちやハーフスクワット、フロントランジなど軽めに行ってみてください。

ここまでが自宅でできるエクササイズ(下半身編)です。

文章だけの内容なのでわかりづらいと思いますが、是非実践してみて下さい。

また当院ではこのようなエクササイズを症状に合わせ、段階的にプログラムを組んで提供しております。

 

次回は「子供のケガ ~Part4~ ”自宅エクササイズ(上半身編)"」をご紹介します。

 

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