こんにちは!山形スポーツ接骨院です!!
子供のケガシリーズも3回目を迎えました。
今回は、スポーツをしている子供たちにむけて、ケガをした時の運動(練習)をどうしたらよいかお伝えしていきます。
まずケガをして一番やってはいけない事があります。
それは、練習や運動を一切中止して、安静にしてしまう事です。
もちろん、身体を全く動かせない状態であれば話は別ですが、そうでない限りは、基本的には「できるだけ動かしながら治していきましょう!」というのが山形スポーツ接骨院でのコンセプト。
ケガをして日常生活が問題なくできる事を目的とする場合は、安静でも構いません。
しかし、スポーツに励んでいる皆さんは、"試合に出る!"、"大会で活躍する!"、"いい記録を出す!"などを目標に日々頑張っていると思います。
つまり、ケガをマイナスなものととらえずに、「ケガからの復帰で更にパワーアップ!」できるプラスの要素と考えてもらいたいと思います。
具体的にはどのくらい動けばよいか(練習に参加すればよいか)いくつかポイントをあげます。
①患部以外をしっかり動かす
足のケガなら上半身を、腕のケガなら下半身を中心に動かしていく
②心肺機能の低下を防ぐ
通常の運動ができない期間が続くと、筋力だけでなく心肺機能も低下します。そこで、ウォーキング(早歩き)や軽いランニング(ジョグ)、バイク(自転車こぎ)、プールエクササイズなど、ケガの状態に合わせてやれるものを選択していきます。
③次の日に痛みがない状態
軽度のケガの場合、練習を無理にせざるを得ないこともあるでしょう。もし「練習に参加してもいいのか?」、「続けたら悪化しないか?」などの不安がある場合は、一つの基準を設けます。それが"次の日に痛みが残らなければOK"という事です。本来は、しっかり筋力や可動域(身体の動く範囲)が9割くらい戻った状態で練習に参加するのがベストですが、現状そうはいかないようなので、この基準をひとつの目安にしてもらうといいかと思います。
上記①~③をしっかり守ることで、復帰もより一層早まりますし、復帰後も周りの選手に遅れをとることなく練習にはいっていけるでしょう。
"運動制限"のタイトルからは少しそれましたが、ケガをした時の参考になればと思います。
次回は「子供のケガ ~Part4~ "自宅エクササイズ"をご紹介したいと思います。
「山形スポーツ接骨院は、子供からお年寄りまでココロとカラダを元気にします♪」